ちきに

なにもない

映画について6

久しぶりの更新となりますが、相も変わらず映画の紹介でもしようかと思います。

 

・淵に立つ

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さてこの映画僕は予告編と浅野忠信目当てでレンタルしたんですが、大当たりでした。

というかドツボなのもいいとこで1人ギャアギャア騒いでました(この時ブログ書けばよかった…)

 

2016年と公開が真新しく日本とフランスの合同製作でカンヌ国際映画賞やその他の賞を獲得しています。

大まかなあらすじは、町で製鉄工場を営む夫婦の元に前科を持った男、八坂(浅野忠信)が現れ、彼と旧知の仲である夫が身を案じ、しばらく工場で働かせると妻に言い八坂が働き始めるところから物語は既に転がり始めます。

 

前科持ちとは言えど、真摯な姿勢やそのミステリアスさに妻は知らぬ間に魅了され、また娘も彼のことを信頼していきます。

 

あまり多く書くとネタバレになりそうなのでこの辺でやめておきますが、この映画破壊もいいところでかなり疲れます。

"あの男が現れるまで私たちは家族だった"という触れ込みで察してください。

 

映画だからこそできる純度200%くらいの不条理さと絶望、そして何より浅野忠信の血の通った人間ができる限界のようなキレッキレの演技が素晴らしいです。

八坂という一挙一動不気味かつシリアスな人間を演じきっており、その姿に恐怖すら感じる方も少なくはないでしょう。

 

今まで散々陰鬱かつ暗い、鬱オチ系の映画を漁ってきましたがこれにはやられたと言った感じです。

こういうベチャッとした黒さのあるテイストってアジア独特だと思うんですよね。

三連休をディープかつダークに過ごしたい方にオススメです。