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ちきに

主に映画やバンドあとは買ったものとか。不定期に書く

映画について5

こんばんはちきにです。

 

さて今日紹介する映画はこちら。

勇者たちの戦場

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パッケージは原題ですが、邦題が思いの外よかったのでこっちで。

 

イラク戦争を舞台にし、多数の兵士の中からトミー、ジョーダン、ジャマール、そして軍医のウィル、輸送部隊のヴァネッサにスポットライトが当たります。

医療物資を街に届ける中、民間兵の奇襲に遭いたちまち銃声が轟きます。

そしてジャマールは焦りからか、無抵抗の民間人女性を射殺してしまい、ジョーダンは背後から銃殺されてしまいます。

ジョーダンの亡骸を前に悲しみに暮れるトミー。

そして視点は慌ててハンドルを切った輸送部隊のヴァネッサ達が乗るトラックへ。

恐らく民間兵に育てられたであろう少年のトラップにより、トラックは爆発。

軍医ウィルによりヴァネッサは慌てて炎上するトラックから救出されます。

運転席に搭乗していた白人兵士は見るも無惨な姿に変わり果てていました…。

それから時が経ちウィル、ヴァネッサ、トミー、ジャマールの4人の兵士達は軍務を終え帰還します。

 

ここからこの映画は、淡々とPTSD(心的外傷後ストレス)に悩まされる元兵士達の生活を写します。

元々自分が営業していた病院で医者を再開するウィル。

PTSDによる不眠、そして併発してしまったアルコール中毒により彼の妻に当たり散らしたり、息子にまで手をあげてしまいます。

「戦場で負傷兵の手や足を何本も切断したのに、その時自分は何も感じなかった」

PTSDからくる強い無力感で自堕落な生活を送ってしまいます。

 

目の前でジョーダンを亡くしたトミー。

帰省し、次の就職活動までの繋ぎに映画館で働き始めます。

幼い頃からの親友を亡くした事により、虚無感が全身を覆います。

車の整備工場で働く父親とも口論から揉み合いにまで発展します。

家にもほとんど帰らす空虚な日々が続きます。

 

無抵抗の女性を殺害してしまったジャマール。

トミーと共にカウンセリングにも行きますが、退職金が払われるまでのロスタイムと自分が行ってしまった取り返しのつかない過ちに怒り狂い始め、ついに元交際相手の勤める飲食店で人質をとったまま籠城してしまいます。

 

退役後、失った右手に義手をつけ新任教師として赴任したヴァネッサ。

慣れない義手、そして新しい環境にうまく適応できない自分に腹が立ち、唯一の息子や他の教師に強く当たり散らしてしまいます。

 

と、ザックリこんな感じです。

PTSDに視点を当て制作された映画は、近年ではアメリカンスナイパーが有名ですね。

実話を基に制作されたということもあり、かなり見応えがありました。

この勇者たちの戦場も同じくPTSDに苦しむ兵士達に、より掘り下げた視点を当て作られました。

 

退役後、違う街で暮らすも同じ時間軸を過ごしている4人の兵士達の生活は、それぞれ自ずと交わり合います。

トミーが働く映画館に、たまたまヴァネッサが客として現れ空虚で薬漬けの生活に意気投合します。

そしてヴァネッサはある日精神科に赴くウィルの姿を見かけ、声をかけます。

人質を取り籠城しているジャマールを包囲するFBIから、彼の「君に来て欲しいそうだ」という伝言を受け取り現場に駆け付けるトミー。

 

ここまでの連鎖は大体フィクションでしか成し得ない事なのですが、登場人物の視点は変われど知らず知らずのうちにそれぞれの距離が少しずつ縮まっていくこの感じ僕はとても好きです。

洋画のクラッシュもそんな感じですね。

PTSDにも人によってそれぞれ違った症状が出ます。

4人の兵士ならば、4人それぞれが抱える症状。

そして退役後の4人それぞれの全く違う生活が待っています。

戦地に赴く前と同じ場所を踏みしめているのに、全く違うような感触。

自分はただ前と同じ暮らしを送りたいだけなのに、自分の中の何かが変わってしまった。

そう考えるとたとえどんな戦果をあげても、PTSDを患い帰国すると温かかった環境でさえ"戦場"になってしまう。

 

とても面白かったです。

半年後にまた見直したいと思える1本。

気になるエンディングはhulu、もしくはお近くのTSUTAYAでレンタルして確認してください。

 

あくすぃギャング🏍💨💨ブオンッ❗️

ブリックサッ❗️❗️ニニッ❗️

大狂い✨✨

狂うぜ❓

 

写真は飼い豚です

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ほな