ちきに

なにもない

俺が好きな映画はなぜ続編が作られないのか

何故かよくあるラノベのタイトルみたいになってしまいましたが、今回は邦画の紹介は一旦お休みします。

 

タイトル通り僕が個人的に好きな映画の続編は何故か作られず、結果打ち切りという形が多いです。

まあ理由は多々ありますね。

まずは予算上の都合。大規模に展開したかった筈なのに売り上げが思うようにいかず…とアクション映画にはよくある話です。

次にキャスティング関係です。

続編が決まっていても俳優の都合がつかない、犯罪に手を染めてしまった等。

ターミネーター2で華々しく主演を飾ったエドワードファーロングがいい例ですね。

ターミネーター2公開以降、薬物やアルコール依存症、暴力沙汰なんかで警察のお世話になり結局ターミネーター3ではいきなりキャスティングが変更されています。

しかもそのターミネーター3でジョンコナーを演じた俳優も同じような経歴だったのでどうしようもないですね。

エドワードファーロングはマコールカルキンなんかと合わせてどうしてこうなったハリウッド子役みたいな括りでよく纏められているのを目にします。

 

前置きが長くなったのでそろそろ映画の紹介に入ります。

 

●ジャンパー

f:id:nchbri:20170209003948j:image

原作は小説で、2008年アメリカで公開されたSFアクション映画です。

監督にはボーンシリーズで有名なダグリーマン。

近年ではトムクルーズ主演のオールユーニードイズキルが記憶に新しいですね。

 

あらすじをザッと紹介します。

幼少期に母親が家を出て、父親と2人で暮らすいじめられっ子の高校生デヴィッド(ヘイデンクリステンセン)

 

真冬のある日デヴィッドはいじめっ子達が原因で凍った池を突き破り落ちてしまいます。

誰もが溺死したと思った次の瞬間、何故かびしょ濡れの状態で図書館にジャンプ(瞬間移動)していました。

こうして一夜でジャンパー(ジャンプする人間を指す)になったデヴィッドの物語が始まります。

ツイッターでも再三口にしましたが、この映画は能力を手に入れてからめちゃくちゃ面白いです。

まずはこの映画にはかかせない能力、ジャンプについて説明します。

このジャンプと言われる行為は人類が比較的早い段階で身につけた覚醒能力であり、遺伝します。

記憶にある場所、つまり一度訪れたことのある場所ならなんの造作もなくその場所に瞬時に辿り着くことができます。

実際映画でも主人公がエジプトのピラミッドの頂上や海でサーフィンしたままジャンプしたりしています。

強い怒りや能力の妨げになるような邪念があると失敗したり、場合によっては身体を損傷するみたいです。

ちょっとだけハリーポッターの姿くらましっぽい気もしますね。

他にも似たような能力だとX-MENナイトクローラーがいます。

ただしこいつの能力はその時のコンディションによって◯km範囲だったりと縛りがあるみたいです。

逆にジェット機ごと移動させたりとけっこうガバガバなんですよね。

 

話を戻します。

この能力を手に入れた主人公。最初に何をするかというと銀行に忍び込み、一生かかっても返せそうにない大量の札束を手に家に帰ります。

このシーンは実にアメリカンでこの映画を視聴している人間が「もし能力を得られたら…」という妄想を見事に再現してくれます。

陽気なBGMが流れる中、家賃の催促にきた大家さんにドアの隙間から札束をゴソッと渡すシーンは思わずニヤッとしてしまいますね。

このように主人公が能力を己の為に使いまくるクソ野郎なところがとても素晴らしい。

幼少期から想いを寄せていたミリー(レイチェルビルソン)とまったり恋愛したり、昔のいじめっ子に能力を使って復讐したりトントン拍子に物語は進みます。

(余談ですがこの映画の撮影以降、この2人は交際しているようです)

 

能力を手にし人生を謳歌しているデヴィッド。

ある日ミリーと共にローマのコロッセオに行きます(もちろん彼女には能力のことは秘密にしている)

そこでこっそりジャンプしまくるんですが、そこに1人の男が現れます。

「こんな日に呑気にデートか?」

軽くあしらうデヴィッドに対しこの男、目の前でいきなりジャンプしてみせます。

「自分だけと思ったか?」

そうこの男ことグリフィン(ジェイミーベル)、実はこの映画に登場するもう1人のジャンパーなのです!

このグリフィンがまあ〜かっこいい。

名前からして既にかっこいいんですが、短髪にシングルのレザージャケット、そして飄々としたその態度。

とんでもなくイケメン。

僕はこのジェイミーベル演じるグリフィンが出てなかったら、この映画をここまで推していません。

f:id:nchbri:20170210043017j:image

自分以外にジャンパーがいることに驚きを隠しきれないデヴィッド。

そこに「ほら、おでましだ」というグリフィンのセリフと共にやってくる謎の集団。

この集団はパラディンといいジャンパーを抹殺する存在なのです。

慌ててジャンプして逃げるデヴィッド。

「ワオ。俺一人か?」と軽口を叩くグリフィン。

彼は幼少期からジャンパーであり、彼自身の母親もジャンパーだったのです。

そして一言「Welcone to the war(戦争によこうこそ」

このセリフがたまらなくかっこいい。思わず糞尿を撒き散らして脳汁の海でバタフライしそうになります。

アクション史上こんなに痺れるセリフがあっただろうか!(厳密には多々あるんですが僕のお気に入りなので目を瞑ってください)

ここから文字通りジャンパーvsパラディンの戦いがバチバチ始まるんですが、このパラディンが使う武器がいちいち男心をくすぐります。

アタッシュケースから勝手にバシュッと出てくる筒状の武器。

この武器から発せられる強度の電流によりジャンパーは一時能力が制限され、ジャンプできなくなります。

あと言い忘れましたがジャンパーにはジャンプしたときに残る跡があり、同類の人間にはそれを見分けることが可能なのです。

また訓練されたパラディンにもそのジャンプ跡を見分け、そこからジャンプした先に移動できるマシンも装備しています。

強敵であるパラディンのリーダー(サミエルLジャクソン)と熾烈な戦いが始まります。

 

と、まあザックリ説明しましたがこんな感じです。

本当は三部作の予定だったのですが、何らかの事情でこの映画は一作で完結しています。

かなり許せないです。

2017年の現在も僕は続編を待ち焦がれています。

本国で公開後も反応は微妙だったらしいので、予算上の都合かもしれませんね。

日本でもそこまで火がつかなかったようです。

 

悪かった点をあげるとするならば、後半に主人公の出生とそのルーツを詰め込みすぎたせいで、尺の都合上全体的に駆け足なったところですかね。

これが二部作、三部作と続けばジャンパーの起源や何千年も続く歴史、そして他にも世界各地に存在するジャンパーとの共闘などが描かれていたでしょう。

そこまで好きならお前は原作を読めよという話なんですけど、僕は実際に原作を数ページ読みました。

ただ原作が図書館で古書扱いだったため、外国人の陰毛と思わしき物体が多数挟まっていて断念しました。

 

ウォンテッドが好きな人なんかはハマるんじゃないでしょうか。

この映画は世界各地で撮られ、東京なんかもロケ地に選ばれ、ちょこっと出てきたりするので面白いです。

いつもの何倍ものボリュームになってしまいましたが僕の熱意が伝わり、少しでも多くの人に見ていただければ嬉しいです。

ブリッ ニニッ センセッ!