ちきに

なにもない

映画について

つい先日スターウォーズストーリー/ローグワンを観賞してきました。

これがまあとても素晴らしい。

去年見ていたら、確実にナンバーワンでした。

多くを語るとネタバレになるので、気になる人は是非劇場でご覧になってください。

 

いつも映画の話やブログを書くときは大体洋画メインなんですが、今回は珍しく邦画について書こうと思います。

まず邦画なんですが、僕が見ている映画の中でも圧倒的に少ない(全体の2割くらい)

理由としてはアクション映画で考えると圧倒的に恵まれないロケ地、スケール、予算などから仕方なく作られるクオリティ。

近年の邦画といえば謎の実写化ブームというイメージしかありません。

個人的に邦画アクションの限界はガメラ2〜3あたりだと思っています。

シン・ゴジラはまあまあでした。

前置きが長くなったんでそろそろ紹介に入ります。

 

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

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原作は小説で、監督は桐島、部活やめるってよを務めた吉田大八です。

今から約10年前の映画なんですが、その事実を知って少し吐きました。

 

内容としては自分は絶対大物女優になれると信じて疑わない才能0の主人公演じる佐藤江梨子が、両親の葬式のために仕方なく田舎に戻ってきて、妹をいびることを始め家族を様々なトラブルに巻き込み始めます。

ここまで書くと非常に暗いストーリーのように思えますが、ジャンルとしてはブラックコメディです。

さくらももこのエッセイが好きな人なんかはツボに入るんじゃないかと思います。

田舎を舞台に主人公の恐るべき邪悪な行動力と、全くまともではない家族の暮らしが歪に絡み合い崩壊へと誘います。

映画版は夏がテーマなので、毎年真夏の夜に締め切った暗い部屋でほんのり観賞したくなる1本です。

個人的にはソーメンをからし抜きで食いたい兄が、嫁から勝手にからしを入れられて器ごとぶん投げるんですが、その時のからし入りのツユが目に入り嫁が失明しかけるシーンがお気に入りです。

 

主題歌はチャットモンチーでこの曲が抜群にいいので是非そちらも聴いてみてください。

正直このテーマソングが良すぎて本編はけっこうどうでもいいです。

 

 

 

 

 

映画の話

オランダ旅行の話は少しお休み。

最近見た映画の話でも書きます。

 

プリデスティネーション

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☆☆☆

ストーリーとしてはありがち。過去と未来を行き来、所謂タイムトラベルが可能になった未来。主人公が務める航事局と言われるタイムトラベルを利用し、犯罪を未然に防ぐ集団が事件を〜〜

 

とここまで書いてさっきも言ったけど本ッッ当にありふれた話。今では特に。

 

2000年後半頃からこういう近未来SFサスペンスみたいなの相当増えたよね。

良くも悪くも現実社会とそれに伴う映像技術も発展して、昔はお伽話だったストーリーがお金さえあればある程度再現できるようになったせいで。

 

しかも大体発想はいいけど中身が惜しいor発想もありがち中身もありがちオチもなんじゃそれ みたいなのが多すぎる。

 

近未来SFサスペンスと書いたけど話の半分くらいは映画にありがちな導入部分の自分語りで埋まります。

これがけっこう長い。ありがちな映画だと当然テンポが悪くなり、終盤のアクションや伏線回収などが駆け足で結局何がしたかったんだ〜となる。

これが前述した発想もベタ、オチも残念という映画。

 

で、このプリデスティネーション

イーサンホーク主演ということで見たけど、中々に面白い。

映画として目新しいものはないしストーリーもぶっちゃけありがちです。

 

じゃあ何が良いかと言うと明らかに構成。近未来のSF映画やサスペンスモチーフの映画だと膨大な世界観に合わせた細々した武器や用語。発展した技術を背景に繰り広げられる機械を使った頭脳戦

みたいなのがベタなはず。

 

しかしこの映画はどちらかと言えば、"タイムトラベルを利用した事により巻き起こる人と人との繋がり"がメインと言える。

 

そしてありがちなストーリーや設定を構成でうまいこと巻き返してます。

しかもちゃんと納得できる尺回しと回収の仕方。

 

圧巻のラスト・・!と言うほどではないが、素直に面白かったと言える1本。

 

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個人的にはタバコを2本咥えて火をつけた後、1本を人に渡すっていうこの粋なシーンがお気に入り。